-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第5日目
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第5日目

ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第5日目


 『車中泊の旅』といいながら、この旅2回目の車中泊。よく眠れました。やっぱり音と振動がなければ熟睡できるんですね。車から出ると、曇り空の中下に『軍艦島』が目の前に見える。今日は上陸の日だが、天候は大丈夫だろうか。結構風が強い。

 ふと海面を見ると、黒い足ひれが時折現れては消えていた。朝早くから漁ご苦労さん。

イルカでした

 買っておいたおにぎりで簡単に朝食を済ませる。軍艦島上陸は午後からなので、まずは軍艦島のビュースポット『権現山展望公園』と『軍艦島資料館』に向かう。

『権現山展望公園』からは、昨日と比べて前方やや上からのアングルになる。

長崎市内(赤矢印)から思っていたより近く、こうしてみると、長崎港から出港した軍艦にしか見えない。

しばらくまったりした後、『軍艦島資料館』の開館時間になったので、見学する。(ここは写真なし)

規模は大きくないですが、わかりやすい模型があったので、上陸への期待感が盛り上がります。

出航は13:00ですが、11:00には受付を済ませたいので、長崎市内に戻ります。

受付を済ませると、出航までの時間、このツアーに付属している『軍艦島デジタルミュージアム』を見学しました。映像、VR、模型、原寸大再現などなかなか充実していて、もう少し早く来ればよかったと後悔した。

時間になり、ここから少し離れた港に向かった。

出航。港らしい風景が随所にみられる。本物の軍艦もあった。

『あたご型』イージス艦と『もがみ型』ステルス護衛艦が停泊していますね。『軍艦島』って、昔の軍艦より、今のイージス艦に似ていると思いませんか?

・・・・まあ確かに・・・・。

左のクレーンは何ですか?

あれも『軍艦島』が含まれる世界遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の一部だそうです。100年以上前のもので、いまだに現役とのこと。船のガイドさんが教えてくれました。

 港を出ると波が高くかなり揺れた。上陸基準の波高計の値は、今のところ上陸NGの値。とりあえず現地まで近づいて様子を見るとの説明。

BGM:『Another Beat』 written by FLASH☆BEAT

40分ほどで、『軍艦島』に接近。動画は島の西側、陸からは見えない側のものです。ガイドさんの音声はアップできないのでBGMにしています。

船内が映るようにとった写真を見るとわかると思いますが、結構近いです。高層住居群の廃墟感が半端ない。

反対側が透けて見える大きな建物は、小中学校です。

X字の階段は映画の撮影に使われたそうです。

上陸できたんですか?

何とか出来ました。波が高く、船を横付けしてからも船員さんはだいぶ苦労していましたが、なんとかはしけをかけられました。危険だったので、上陸の瞬間の映像はありません。

BGM:『メランコリアに寄す』 written by のる

他のツアー船は上陸できなかったらしい。船員さんグッジョブ。

ここは軍艦の船首にあたる位置からの様子。元島民のガイドさんが色々説明してくれる。ガイドさんの音声は ry)

写真中央やや寄りにH型の構造物が並んでしますが、かつて石炭を運んだベルトコンベアの橋脚です。奥の白い建物が、海からも見えていた小中学校です。

島の東側(陸から見える側)は主に炭鉱施設があったそうです。建物が密集した西側とは対照的です。

接岸に時間がかかったので、滞在時間は非常に短く、後ろ髪をひかれる思いで船に引き返しました。波がうらめしい。

どうでした?

どうでした?

こんな狭いところに大勢の人が住んでいたんだ、と思うと「祇園精舎の鐘の声・・・・」のようで、切ないですね。

充実した一日でした。今夜はちょっと贅沢に長崎市内、稲佐山中腹のホテルに宿泊。夜景を見ながら露天風呂で疲れをいやした。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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第5日目の終点

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