-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第11日目
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第11日目

ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 第11日目

代表_九州車中泊の旅202311


朝から雨。それでもせっかく九州までジムニーできたので、本土最南端の佐多岬を目指す予定。その後は林道や田舎道を走ってみたかったけど、この天気では土砂崩れの心配があったので、時間があれば『鹿屋航空基地』の資料館でもよってこようかと思っている。

道の駅根古_九州車中泊の旅202311

鹿児島駅近くのビジネスホテルから、フェリーで桜島に渡り、そこから大隅半島を南下する。

本来海沿いのよさげな道なんだけど、いかんせん土砂降り。ひたすら走るしかなかった。

途中、トイレ休憩で道の駅に立ち寄った。

南蛮船係留の大クス_九州車中泊の旅202311

道のそばに巨木。

実は数年前、自転車でこの辺りを走ったことがあり、印象に残っていた巨木。また会えた良かった。

本土最南端の碑_九州車中泊の旅202311

自転車で来た時は、峠越えがきつかった覚えがあるけど、今回はあっさり佐多岬到着。

自分が来たかった、というより、ジムニーをこの場所に連れてきたかった、というのが正直のところ。

車での本土最南端_九州車中泊の旅202311

もう少し先に車、自転車で走れる最終地点がある。

こんな巨木あったっけ?

ここからは20分程度歩く必要がある。土砂降りならどうしようかな、と思っていたら、奇跡的に雨が止んだ。

この天気なので、ほとんど人がいない。じめじめした亜熱帯風の森をぬけると、灯台が見える展望台に到達。一般人が来れる本土最南端だ。

佐多岬灯台_九州車中泊の旅202311

また雨が降りそうなので、急いで引き返す。

ジムニーに戻ってすぐにまた土砂降りとなった。

時間があるので、戻って『鹿屋航空基地』に向かう

二式大艇_九州車中泊の旅202311

『鹿屋航空基地』は今も使われている自衛隊の基地。一般道なのか基地内の道なのかよくわからないところを通って、到着。

相変わらず雨は降っている。外に航空機が展示されているが、ひとまず中に入ることにした。

海上自衛隊カレー_九州車中泊の旅202311

その前に腹ごしらえ。やっぱり自衛隊といえばカレーでしょう。

おっ、二式大艇ですね。

零戦(修復済)_九州車中泊の旅202311

現役の基地なので、あまり期待していなかったのですが、想像以上の規模。写真は零戦で、『知覧特攻平和会館』の朽ち果てた感じではなく、きれいに修復されていました。

照準器_九州車中泊の旅202311

ここまでは撮影可能エリアでしたが、これ以降の特攻関連の資料は撮影不可でした。遺書や辞世の句など、個人のプライベートにかかわるものが多いからだと思います。

『知覧特攻平和会館』ほどの規模ではなかったですが、やはり心に迫るものがありました。

鹿児島の左側、『知覧特攻平和会館』があった薩摩半島は陸軍航空隊、右側の大隅半島は海軍航空隊だったようですよ。

昨日、今日でいろいろ勉強になりました。『神風特攻隊』というのは海軍側だけの呼称ということも初めて知りました。

ジェットエンジン_九州車中泊の旅202311

特攻関連の展示スペースを過ぎると、自衛隊関連の展示物が所狭しと並んでいました。

もう古いのでしょうが、実際の装備が触ったりできる状態で展示されているので、中二病心がくすぐられます。

ヘリのコクピット_九州車中泊の旅202311

これはヘリコプターの操縦席ですが、対潜哨戒機のコクピットや管制室なんかにも実際に座れます。

現役の自衛隊の基地であることがわかる光景でした。

この後鹿児島市に戻り、九州最後の夜を天文館で過ごすことにしました。

最後ですか? 1か月くらいを予定していたと聞きましたが?

第11日目になるこの旅ですが、なんと明日が最終日となってしまいます。1か月を予定していたのに、まさかの2週間で終了。理由は二つあって、一つは天候。この先1週間は天候不順が続くということ。エピローグでも書こうと思いますが、ジムニーでの車中泊は、天候が悪いとつらいんです。

もう一つ、事前に段取りはしていたのですが、仕事の関係上、直接会ったほうが良い案件がありまして。天候と合わせてこのタイミングで旅を終えることにしました。





最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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第11日目の終点

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