-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 エピローグ その1
ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 エピローグ その1

ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023 エピローグ その1

代表_九州車中泊の旅2023E


予定よりだいぶ短くなってしまいましたが、初めての車中泊の旅、いろいろありました。せっかくなのでまとめておきたいと思います。2回ほどを予定していて、『その1』は、ジムニーでの車中泊のノウハウやプロローグで紹介した道具の使い勝手など。ちなみに『その2』では写真や動画を取りまとめて旅を振り返りたいと思っています。

ジムニーでの車中泊って実際どうよ?

新型ジムニー(JB64)はフルフラットになるので、結構楽だったのでは?

「Yes」ともいえるし、「No」とも言えますね、

 走行時、後部座席を倒してフルに荷物室にしていました。そこから車中泊をするために、

・荷物を運転席側に寄せる

・目隠しを張る

・助手席を倒してフラットにする

・エアマットを膨らませる

という作業になります。朝この逆の手順でもとに戻していました。

荷物_九州車中泊の旅2023E

15分くらいでできるのですが、それはドアを開けて作業できれば、です。雨が降っていると、狭い車内でこの作業を完結することになり、結構つらい作業になりました。

わざわざもとに戻さず、車中泊態勢のまま走ればよかったのでは?

毎朝1~2時間PCで仕事をしていたので、ハンドルのある運転席では難しく、助手席をもとに戻していたんですよ。でもこれがなければ、確かにその通りですね。

 

ちゃんと寝れました?

フルフラットといっても、結構凹凸があって、寝にくかったのではないですか?
あと人目とか気になりませんでした?

初日はトラックの音と振動で参りましたが、それ以外はよく寝れました。

エアマットについて

厚み13cmは伊達じゃありませんでした。まったく凹凸を感じることなく快適に眠れました。普段のキャンプではコットを使っているのですが、エアマットに変えようかな、と思うくらいでした。

ただし欠点もありました。一つは利点でもあった厚み。ただでさえ低い天井がさらに迫ってきました。またジムニーは地上とのクリアランス確保のため、床面が高い。厚いマットを敷くことで、さらに高くなってしまい、助手席側から乗り降りできず、いったん運転席に戻ってから外にでる必要がありました。

もう一つはエアの注入。毎回たたんでいたので、その体積に見合うエア量を注入するのはやはり大変でした。(車内で注入していたので、そのポンプを押す際の上下振動が、へんに誤解されないかと心配になりました。)

それでも寝心地を考えると悪い選択しではありませんでした。

目隠し用銀マットについて

①遮光性に注意:私が選んだ銀マットは思ったより遮光性が低かったです。寝る分には問題ありませんが、車内の光が若干もれて、外から見ると、ボーと光ってました。所在を知られたくない場合は、もう少し遮光性の高いものを素材に選んだ方が良いかもしれません。

②固定は吸盤?磁石?:こうした目隠しの固定には、磁石もしくは吸盤使われることが多いと思います。ジムニーの場合、後部は磁石でOKですが、前部は磁石が効かないので、すべて吸盤にしました。普通の吸盤では弱いと感じたので、吸盤の中央のねじを回すと、真空度が上がるタイプの吸盤にしました。

実際使ってみると、ねじを回さなければ外れてしまうことも多く、安い吸盤ではすぐにダメになるだろうと思われます。

③形の精度:隙間を減らしたかったので、少し大きめに作っていました。がこれが失敗。特に角。角の形状が合わないと、銀マットとガラスが離れてしまい、固定用吸盤に余計な負荷がかかってました。市販の目隠しマットの角が大きなRになっている意味が分かりました。ただRが大きすぎると、隙間が大きくなってしまうので、自作する場合は、実車に合わせて丁寧にカットしましょう。

電源はどうでした?

大きなバッテリーをもっていってましたが、足りましたか?

今回電源の用途は限られていて、

PCを一日2時間、モバイルモニターも使用

・夜間にLED照明を3時間

ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチの夜間充電

ポケットWiFiの夜間充電

くらいです。スマホは走行中ナビとして使っていたので、車から充電していました。

これで3日は余裕でしたね。別の用途を検討してもいいかもしれません。

まとめ

ジムニーで車中泊しながらの長期旅行は可能でした。

ただしそれをより快適にするために、

・荷物をなるべく少なく

・できれば車中泊態勢のまま走る

が必要です。 

まっとうな結論ですね。

ジムニーはキャンピングカーではないですからね。





最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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