【名称】本庄の大楠(ほんじょうのおおくす)
【所在地】福岡県、築上郡築上町
【おすすめ度】★★☆ おすすめします
【周囲の環境】★★★ 静かに木と対話出来ます
【アクセス難易度】★★☆ 普通
地図
ギャラリー
広場と反対側より。神社の屋根を優に超えるこんもりとした枝ぶり。ほっこりするアングルで、結構気に入っています。
幹の内部は大きな空洞になっています。
足元はきれいに整地されていて花が咲いていました。
この木なんの木?
『大楠宮小楠宮社記』(元禄十二年・一六九九年)によれば、景行天皇が九州平定のため、郡御所ケ谷に行宮を造営する時に、南三里のこの地に植えたと伝えられることから、樹齢一九〇〇年余とされる。
案内標識より
古くから木芯部は空洞となっていたが、明治三十四年(一九〇一)、この中で火災が起こり、主幹を大きく消失した。しかし奇跡的に第一枝からよみがえり、今の姿になるまで成長した。
案内標識より
確かになかは大きな空洞になっています。皮一枚といった感じで、よくこれでこの巨体を支えていると感心しました。
幹から顔が飛び出ているように見えますね。天狗?はんにゃ?ちゃんと帽子もかぶっていますね。
目からビームが出ているように見えますね。
私は、眉間に手をあってて悩んでいるようにも見えました。
コラム:全国第4位の巨木
平成十三年の環境省の調査では、全国第一位の巨樹は鹿児島県蒲生町「蒲生の大クス」、第二位は静岡県熱海市「来の宮神社の大クス」、第三位は青森県深浦町「北金ケ沢のイチョウ」、第四位が築上町「本庄のクス」と佐賀県武雄市「川古のクス」とされる
案内標識より
環境庁の調査によると『本庄の大楠』は全国4位の巨木ということです。さすがに大きいですね。本ブログの『ジムニーで行く 九州車中泊の旅2023』で同じく第4位の『川古の大楠』そして第1位の『蒲生の大楠』も会いに行っています。良かったらリンク先の記事もご覧ください。
アクセス
公共交通機関でのアクセスは困難です。
目の前が大きな駐車場になっているので、車でのアクセスが良いと思います。駐車場にはトイレもあります。
県道237には看板も出ているので迷うことはないと思います。
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