【名称】隠家森(かくれがのもり)
【所在地】福岡県、朝倉市
【おすすめ度】★★☆ おすすめします
【周囲の環境】★☆☆ 普通の立地です
【アクセス難易度】★★☆ 普通
ギャラリー
太く短い、台形の幹が特徴的。
周りに大きな木はなく、単独で「森」を形成している
この木なんの木?
このクスノキは樹齢1500年以上といわれ、全国第8位の巨木です。地上から3メートルのところで三枝に分かれ、幹の内部は約8畳ほどの空洞があります。
案内標識より
それだけ空洞があれば隠れられそうね。
全国第8位の巨木だけど、クスノキの巨木は内部が空洞になっていることが多いですね。
西暦661年、斉明天皇が百済救援のため朝倉橘広庭宮に行幸された際に、宮の警戒の為この辺りにに朝倉の関が設けられました。ここを行来する人は名乗りをして通り、名乗れない人は夜になるまでこの森に隠れていたと云われています。この伝承から「隠家森」という名前が付けられました。
案内標識より
現代なら警察の検問の前で隠れると、確実に怪しまれますね。
まあ伝承ですから。
アクセス
『隠家森』は筑後川のほとりに立っています。
公共交通機関を使う場合、JR築後吉井駅が最寄りになりますが、歩いて40分程度(3.1km)くらいかかります。
車で行く場合、狭い路地を抜ける必要がありますが、北側に数台駐車できるスペースがあります。
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