【著者】橘玲
【発行日】2005年
【おすすめ度】★★☆ 面白かった おすすめします
【キーワード】相続税,シベリア抑留,PT,Perpetual Traveler
【NDC】913.6 : 日本文学–小説.物語
日本国に1円も税金を納めることなく・・・
『永遠の旅行者』は、橘玲氏による国際金融、マネーロンダリングを背景にしたサスペンス小説です。元弁護士の真鍋恭一が見知らぬ老人から不可解な依頼の手紙を受け取るところから物語が始まります。その手紙には、「20億円の資産の全てを、息子にではなく16歳の孫娘に相続させたい。ただし、日本国に1円も税金を納めることなく…」という内容が・・・・。
マヒマヒさん、私も読みました。前投稿『マネーロンダリング』に続いて、国際金融や相続が絡んだサスペンス物ですね。裏社会を覗いているようでドキドキさせられます。
今回は相続や殺人も絡んでいます。あとなぜ日本に税金を払いたくないのか、その背景もちゃんと描かれています。相変わらず橘氏はタブーに踏み込みますね。
僕も読んだよ。主人公の『永遠の旅行者』(Perpetual Traveler)という生き方を初めて知った。
私も、世界のどこででも生きていける人間になりたいです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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