-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 (文庫版 1巻)
Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 (文庫版 1巻)

Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 (文庫版 1巻)

【作者】長月達平 

【発行日】2014年

【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。

【キーワード】なろう系/死に戻り/記章盗難

【NDC】913.6 日本文学 小説.物語 近代:明治以後

スリリングな展開

『Re:ゼロから始める異世界生活 第一章』は、長月達平氏によって執筆されたライトノベルの第一巻である。

本書では、主人公・ナツキスバルが突然異世界に召喚されるところから物語が始まる。彼は不思議な力を持つ『死に戻り』という現象によって、失敗や死を繰り返しながら、異世界での運命と戦い抜く姿が描かれている。物語はファンタジー要素を交えながら、スリリングな展開と心の葛藤が交錯する形で進行している。

本書の魅力は、主人公の成長と葛藤がリアルに描かれている点だ。スバルは異世界で試行錯誤を繰り返しながら成長していく姿が感動的であり、読者は彼の奮闘に共感し、応援したくなるだろう。また、死に戻りの力を使うことで失敗を繰り返すことで、彼の内面には深い葛藤や心の傷が存在する。それが物語に深みを与え、読者を引き込んでいる。

一方で、物語の展開は予測不能であり、読者を常に驚かせる要素も兼ね備えている。謎めいたキャラクターやストーリーテリングの巧妙さが、読者を没頭させる要因となっている。

ムアムアさんもなろう系ですか。まあ私もこの作品嫌いじゃないんですけどね。

何気なく見たアニメの第一話を見て、この世界観に一気に引き込まれました。異世界転生物としては王道ですけど、スリリングな展開と、主人公のウザさが、他の作品とは一線を画してますね。

あらすじ

スバルは、コンビニで買い物をしていると突如異世界へと召喚される。召喚されて早々に窮地に陥るスバルだが、精霊を連れた美少女・エミリアに助けらる。その恩返しに、エミリアが奪われた徽章を取り返す手助けをするが、途中何者かに二人とも殺されてしまう。

目覚めたスバルは、召喚された時点に戻っていた。それを何度か繰り返すうちに自身の能力を自覚し、それを武器にして徽章を取り返し、襲撃者を撃退したところで気を失ってしまう。

異世界転生物って、この召喚されてすぐの展開が一番ワクワクさせられますよね。

小説の第一章は、アニメ版の第一期(1~3話)に相当します。まだ始まったばかりで謎がいっぱいですが、これからの展開に期待ですね。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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