【著者】伊坂幸太郎
【発行日】2020年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった
【キーワード】小学生
【NDC10版】913.6 : 日本文学–小説.物語
小学生ならではのユニークで逆転的な発想
『逆ソクラテス』は、小学生を主人公にした5つの短編で構成されています。それぞれの短編は、一見すると何気ない日常を描いているように見えますが、そこには伊坂さんならではのユーモアと緻密な仕掛けが隠されています。
表題作の「逆ソクラテス」は、学力も運動もそこそこの主人公が、転校生から持ちかけられたある作戦を実行していくのですが、その過程でクラスメイトや担任の先生との関係が大きく変化していく様子が面白く描かれていました。
伊坂さんの作品は、いつも登場人物たちの会話が面白くて、クスッと笑ってしまうことが多いのですが、この作品も例外ではありません。特に、子どもたちの言葉遣いや考え方などがリアルに描かれていて、読んでいてとても楽しい作品です。
PR
PR
PR
マヒマヒさん私も読みました。大人向けの小説で、登場人物が小学生って珍しいですよね。
そうですね。でも小学生ならではのユニークで逆転的な発想が意外感があって、推理小説やサスペンス物とは違った楽しさがありました。
実際に書いているのは成人している著者なので、その頭の柔らかさはすごいな。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
にほんブログ村に参加しています。バナーをクリックしていただけると励みになります。