【著者】染井為人
【発行日】2017年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった
【キーワード】ケースワーカー,生活保護不正受給
【NDC10版】913.6 : 日本文学–小説.物語
悩みや欲望が互いに複雑に絡み合う
『悪い夏』は生活保護受給者やその担当ケースワーカー、そしてヤクザが複雑に絡み合うミステリー小説です。
26歳の守は、生活保護受給者のケースワークを担当する社会福祉事務所の職員です。ある日、同僚がケースの女性に生活保護の打ち切りをちらつかせ、肉体関係を迫っていることを知ります。真相を確かめようと女性の家を訪ねた守ですが、その出会いをきっかけに、彼の日常は大きく変わってしまいます。
生活保護を不正に受給する小悪党、貧困に苦しむシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザなど、さまざまな人物が物語に登場します。彼らはそれぞれに悩みや欲望を抱え、互いに複雑に絡み合っていきます。
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マヒマヒさん、私も読みました。生活保護、麻薬、ヤクザ、不倫、脅迫・・・・。登場人物もみんな黒いですね。
主人公は比較的黒くないですが、その転落ぶりは・・・・・まさに夏の夜の悪夢ですよね。
僕も読んだよ。最後がちょっと駆け足すぎるかなとおもった。それに最後まで良い子が一人いたと思うよ。
あっ、いましたね。最後のエピソードですね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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