【著者】ダニエル・ソカッチ
【発行日】2023年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった
【キーワード】イスラエル問題,ガザ地区,ヨルダン川西岸地区
【NDC10版】227.9 : アジア史.東洋史–西南アジア.中東[中近東]
中立的な視点からイスラエルを論じる
『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』は、旧約聖書の時代から現代に至るまでのイスラユエルの歴史を丁寧に紐解きながら、イスラエルをめぐる複雑な問題の本質に迫る。特に、パレスチナ問題や中東情勢との関連性など、現代社会においても重要なテーマを深く掘り下げている点が印象的だ。
著者のソカッチ氏は、ユダヤ系アメリカ人という立場でありながら、中立的な視点からイスラエルを論じている。イスラエルの歴史や文化、そしてパレスチナ人の視点も交えながら、多角的な視点から問題を分析している。
ムアムアさん、私も読みました。この本を読んで驚いたのは、ユダヤ人といってもユダヤ系アメリカ人とイスラエル人では考え方が違うらしい、というところですね。この本の情報だけでは、事実かどうかはわかりませんが、少なくとも著者は、イスラエルの占領地への入植政策に反対の立場ですね。
本書の出版は2023/3月なので、現在起きている「ハマスの越境攻撃→ガザ侵攻」の前になる。著者の考えがどう変わっているか、興味あるね。
最近の中東情勢は、悪化の一途で怖いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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