-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
君を愛したひとりの僕へ
君を愛したひとりの僕へ

君を愛したひとりの僕へ

【著者】乙野四方字

【発行日】2016年

【おすすめ度】★★☆ 面白かった おすすめします  

【キーワード】並行世界,虚質科学

【NDC】913.6 : 日本文学–小説.物語

もう一つの選択

『君を愛したひとりの僕へ』は、人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された世界を描いています。主人公の日高暦は、両親の離婚で父親と暮らすことになり、そこで栞と出会い、互いに恋心を抱くようになります。しかし、親同士の再婚話が全てを一変させてしまいます。

『僕が愛したすべての君へ』とセットで読むことで、物語の伏線がしっかりと回収され、より深い理解が得られます。特に、本作の最後は一見理解しにくい部分もありましたが、それが逆に物語の魅力を引き立てていると思います。また、プロットが練られており、物語がよくできていると感じました。

マヒマヒさん、私もさっそく読みました。二つの物語が絡んでいてややこしいですが、あらかた伏線も回収されて、すっきりしました。

そうでしょう。実はこの二つはアニメ化もされています。二つを合わせて1作品ではなく、2作品として分けていて、それぞれで成立するよう作られています。

僕はアニメも見たよ。アニメでは、尺の関係か説明不足を感じる点もあるけど、絵的な伏線はかえってわかりやすかったかな。ただまだちょっともやもや感が・・・・。

実はもう一冊出ているようです・・・・。私もこの原稿を書いていて初めて知りました。リンク先を貼っておきます。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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