ゼロからわかる量子コンピュータ

【作者】小林雅一　

【発行日】2022年

【おすすめ度】★★☆　面白かった。おすすめします。

【キーワード】量子ゲート/真の不確実性

【NDC10版】007.1　情報理論

コンテンツ

段階的に量子コンピュータの原理や応用について説明

『ゼロからわかる量子コンピュータ』は、複雑なテーマである量子コンピュータを、初学者にも理解しやすい形で紹介している。著者は専門的な知識がない読者を対象に、基本的な概念から始め、段階的に量子コンピュータの原理や応用について説明している。物理学や数学の知識がなくても、著者は簡潔かつわかりやすい言葉で、量子ビット、重ね合わせ、量子ゲートなどの概念を解説している。

ムアムアさん、私も読みました。量子コンピュータは、はやりの話題ですけど、なかなか理解することが難しいですね。ムアムアさんが、この本を進める理由は何ですか？

本書は３部構成で、１部と３部は他の本同様、量子コンピュータの取り巻く現在の環境や将来の展望がかかれていて、それはそれでおもしろい。
だけど僕が勧めるのは2部で、著者は、「読み飛ばし可」と言っているけど、おすすめ。量子コンピュータの根本原理を、現行のコンピュータと比較して、数式を利用しない範囲で詳細に解説してくれている。僕が読んだ中では一番わかりやすかった。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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