【作者】森見登美彦
【発行日】2006年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。
【キーワード】偽電気ブラン/お友達パンチ/本屋大賞
【NDC】913.6 日本文学 小説．物語 近代：明治以後
個性的で独特なキャラクター
森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』は、京都を舞台にした恋愛小説です。「黒髪の乙女」に恋する「先輩」が、彼女を追い求める物語です。
この小説の魅力は、まず、登場人物たちのキャラクターが個性で独特なところです。「先輩」は、乙女に恋するあまり、奇想天外な行動に出る天然キャラです。乙女は、天然キャラながらも、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせています。また京都の街並みが生き生きと描かれていることです。「先輩」が乙女を追いかけて京都の街を歩く様子には、京都の風情が存分に感じられます。
この小説は、恋愛小説でありながら、ファンタジー要素も含まれています。「先輩」は、乙女に会うために、さまざまな奇想天外な事件に巻き込まれていきます。その過程で、「先輩」は、乙女に対する想いを深めていきます。
『夜は短し歩けよ乙女』は、恋愛小説でありながら、京都の街並みや登場人物たちの個性、ファンタジー要素など、さまざまな魅力が詰まった作品です。
マヒマヒさん、私も読みました。昔京都に住んでいたので、河原町や下鴨神社、京都大学（？）の描写が、すごく懐かしく感じましたね。
ちょっと古い言い回しなんかも、京都らしいですよね。
僕はこの作品の、ナンセンスというかドタバタした感じがあまり好きじゃないな。ただ、昔よく見に行っていた大学演劇に感じが似ていて、すごく懐かしく感じたかな。
二人とも似たような感想なんですね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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