【作者】ケント・ギルバート
【発行日】2023年
【おすすめ度】★★☆ 面白かった。おすすめします。
【キーワード】台湾有事/対中戦略/ロシア・ウクライナ戦争
【NDC10版】392.1076 日本の国防史・事情 研究調査機関
平和に対する認識のギャップ
『日本が消失する 国民の9割が気づいていない、一瞬で壊れる平和』は、現代日本が抱える問題を辛辣かつ洞察深く分析した一冊である。彼は読者に対して、一見穏やかな表面の下に潜む脆弱性や危機感を理解し、警戒するよう促している。
著者は、主に国防に関する、日本が抱える構造的な問題を浮き彫りにしている。これには、台湾有事、中国の海洋進出、ロシアの脅威などが含まれる。また、これらの要因が絡み合い、将来の日本に大きな課題をもたらす可能性があることを指摘している。
時折衝撃的であるが、それは彼が日本の未来に真剣に向き合い、問題提起を通じて議論を喚起したいという強い意志の表れとも言える。彼は日本人が抱く平和や国防に関する感覚と、国際社会、特にアメリカ人との感覚のギャップを指摘し、読者に対して危機感を抱かせると同時に、解決策や前向きなアクションへの呼びかけも行っている。
ムアムアさん、私も読みました。指摘されている内容は、日本人にとっては耳の痛い内容だと思いますが、まあそうですよね、と思えますね。
そうだよね。安保にぶら下がって、日本が助けてもらえると思ったら、大間違いだと思う。自国民の血を流してまで、他国を守る義理や大義はないよ。自分たち守る意思のない国民はなおさらだよね。
ってちょっと過激ですか?
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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