【作者】フィリップKディック
【発行日】1969年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。
【キーワード】ブレードランナー/アンドロイド/ディストピア小説
【NDC】933 英米文学 小説.物語
表紙_タイトル
人間と見分けがつかないほど精巧
フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、1968年に発表されたSF小説である。核戦争後の荒廃した地球を舞台に、退役した警察官リック・デッカーが、逃亡した人造人間を追う物語である。
本書は、本物の人間と人造人間の区別や両者の関わりが中心的なテーマとなっている。人造人間は、人間と見分けがつかないほど精巧に作られており、人間と同じ感情や知性を持っている。しかし、人造人間は人間ではないという法律があり、発見された場合は処刑される。
リック・デッカーは、この法律に従い、人造人間を追跡するが、人造人間と接するうちに、彼らが人間と同じように愛や悲しみを感じていることに気づく。そして、人造人間を殺すことができなくなってしまうのである。
本書は、人間と人造人間の関係を問いかけるだけでなく、生命とは何か、善悪とは何か、といった哲学的なテーマも扱っている。SF小説でありながら、人間の本質を深く考えさせられる作品である。
前投稿『トータルリコール』に引き続きですね。私も読みました。
古い作品ですが、SF小説や映画、アニメに与えた影響は絶大です。長編なので、読みやくはないですが、ぜひ読んでもらいたい作品です。
映画『ブレードランナー』
本書は、1982年に映画『ブレードランナー』として映画化された。映画版は、原作小説とは異なる設定や展開がされており、原作ファンからは賛否両論があった。しかし、映画版もまた、人間と人造人間の関係を描いた傑作として評価されている。
確か最近もリメイクされてますよね。両方とも見てないですけど。
いや、旧作は一緒に見ましたよ。すぐに寝てたね。
『ブレードランナー2049』ですね。私もリメイク版の方は見てないですね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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