【作者】シッダールタ・ムカジー
【発行日】2018年
【おすすめ度】★★☆ 面白かった。おすすめします。
【キーワード】科学史
【NDC10版】467.02 遺伝学
遺伝学の歴史をたどる一冊
シッダールタ・ムカジー著『遺伝子―親密なる人類史』は、遺伝学の歴史をたどる一冊である。本書では、遺伝子の起源から、遺伝病の研究、遺伝子組み換え技術、ゲノム解析、そして遺伝子編集技術まで、遺伝学の最新の知見がわかりやすく解説されている。
本書の特徴は、遺伝学と人類の歴史を密接に結びつけて語っていることである。遺伝子は、私たちの身体の形や機能を決定するだけでなく、私たちの行動や性格、そして病気にも影響を与えている。本書では、遺伝学と人類の歴史を交互に語ることで、遺伝子が私たちの人生にどのように関わっているかを理解することができる。
ムアムアさん、私も読みました。教科書でおなじみのメンデルから、2020年ノーベル賞のゲノム編集まで、生物学の歴史がドラマチックに語られていますね。
科学的な解説は最小限で、発見された社会背景や、その発見が及ぼした影響など、あくまでも人とのかかわりを中心に、書かれています。人類史に興味がある人にもおすすめですね。
面白そう。私も読んでみたい。あまり科学的なことはわからないけど、ミトコンドリア・イブと人類のグレートジャーニーなんかの本を読むと、DNAとか突然変異とか出てくるんですよね。
結構、ボリュームがありますよ~。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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