【作者】ダン・アリエリー
【発行日】2008年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。
【キーワード】社会規範と市場規範/アンカー/所有意識/無料の力/プラセボ
【NDC】331.04 経済学.経済思想
不合理な人間の行動
ダン・アリエリー著『予想どおりに不合理』は、人間の行動の不合理性を解き明かした書籍である。著者は、人間は常に合理的に行動するとは限らず、損得勘定や過去の経験、感情などによって、不合理な選択をしてしまうことを指摘している。
本書では、人間の不合理な行動の例を、身近な出来事や実験を通して紹介している。例えば、人は、同じ価値の商品でも、パッケージのデザインによって、値段を違って感じることがある。また、人は、損失を避けることを優先する傾向があり、利益を得るよりも、損失を回避するために多くのお金を支払うことがある。
本書を読むことで、人間の不合理な行動の原因と、その行動をどのようにコントロールすればよいのかを知ることができる。人間の行動を理解することは、ビジネスやマーケティング、教育など、さまざまな分野で役立つ。
ムアムアさん、私も読みました。著者は、人間は不合理ではあるが、ランダムなのではなく、それなりの理屈がある「不合理」なんだといってますね。
そうですね。本書のタイトルからして「予想通りの(予見可能な)不合理性を発揮する動物なのね」といってます。ただこのタイトル、「人間ってやっぱり不合理な行動するよね、思った通りだ」という風にも解釈できます。ダブルミーニングですね。
確かにそうですね。私も読む前は「人間ってやっぱり不合理な行動するよね、思った通りだ」の方で解釈していました。
本当だ。原書(英語)でのタイトルもそうなっているの?
えっ・・・・・どうでしょう・・・・
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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