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映画を早送りで見る人たち ~ファスト映画・ネタばれーコンテンツ消費の現在形~
映画を早送りで見る人たち ~ファスト映画・ネタばれーコンテンツ消費の現在形~

映画を早送りで見る人たち ~ファスト映画・ネタばれーコンテンツ消費の現在形~

【作者】稲田豊史

【発行日】2022年

【おすすめ度】★★★ 大変面白かった。 絶対読むべきです。

【キーワード】映画視聴/早送り/映像過多/タイパ(タイムパフォーマンス)/コスパ

【NDC10版】361.5 文化. 文化社会学:文化変容,社会進歩,社会解体

早送りで見るという行為

「映画を早送りで見る人たち」は、近年のインターネット時代において、映画のネタばれやコンテンツの早期消費がどのような形をとっているか、というトピックを扱ってる。

 本書は、映画を早送りすることによって映画鑑賞のエクスペリエンスが変化していること、また映画業界に対する影響について綿密に解説している。作者は、映画のネタばれが多くなっていることが映画鑑賞の質を低下させる一方で、消費者にとってのメリットも多いという矛盾点を論じている。

 作者は、映画のネタばれを避けるためには、映画業界はこの問題に取り組む必要があり、また消費者は自己の行動にも責任を持って対処することが大切であると述べている。作者はまた、インターネット上での映画のコンテンツの消費に対する新たな問題点についても解説している。

MuaMuaさん。私も読みました。私もオーディオブックは2.5倍、YouTubeは1.75倍で視聴していますが、さすがに映画は早送りしないですね。

私もそうです。セリフの間なども表現の一部なので、それが台無しではないかと思います。

映画だけ?

 今の若者は「失敗したくない、という思いが強い」。本書から、今の若者への作者の反感を感じる。しかし単なる怒りではなく、なぜそうなのかを冷静に分析し、「今の若者は、圧倒的に時間が足りない」と同情心も垣間見られる。本書で作者は、『映像過多』を問題にしている。しかし映像に限らず情報が多すぎ、その結果、かえって不自由で選択しにくくなっているのではないか、と説く。

情報過多。本当に同感です。

見きれないほどの動画が、サブスクで見放題ですね。

こんな人におすすめ

  • 映画に関心がある人(映画の作り手を含む)
  • 映画以外でも何らかのコンテンツ制作にかかわっている人
  • 若者の考え方に興味がある人

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