【著者】森博嗣
【発行日】2019年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった
【キーワード】可笑しい,興味深い
【NDC10版】914.6 : 日本文学–評論.エッセイ.随筆
「面白く生きる」とはどういうことなのか
『面白いとは何か?面白く生きるには?』は、「面白さ」という誰もが経験する感情を、哲学的・科学的な視点から深く掘り下げています。作者の森博嗣さんは、小説家として知られていますが、実は理系出身。そのバックグラウンドからか、論理的で緻密な考察が随所に散りばめられています。
本書では、「面白い」という言葉に含まれる様々な意味や、「面白さ」が生まれるメカニズムについて、具体的な例を挙げながら丁寧に解説されています。例えば、「可笑しい」という「面白さ」と、「興味深い」という「面白さ」は全く異なるものだということを、具体的なエピソードを交えて説明されています。
また、「面白く生きる」とはどういうことなのか、という問いについても深く掘り下げられています。作者は、「面白さ」は決して特別なものではなく、日常の中にこそ存在すると説きます。そして、その「面白さ」に気づくためには、どうすればいいのか、具体的な方法も提示されています。
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マヒマヒさん、森博嗣氏は人工知能など科学的なガジェットが出てくる推理小説家ですよね。
代表作『すべてがFになる』など私もよく読みました。最近ではエッセイもかいていますよ。ザ・理系というか論理的で納得させられる感じですね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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