【作者】窪田新之助
【発行日】2022年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。
【キーワード】LA(ライフアドバイザー)/ノルマ/自爆営業/県1JA
【NDC10】611.61 農業協同組合
問題提起
「農協の闇」は、窪田新之助氏による農業協同組合(JA)に関する問題提起を行った書籍である。窪田氏は、JAが地域社会の中で果たす重要な役割がある一方、その構造や仕組みに問題があると指摘し、改革が必要であると訴えている。
MuaMuaさん。私も読みました。今まで農業に関心がなかったので、この本を読んで初めて、JA〇〇(地名)は独立した組織というのを知りました。いままで、大会社とその支店というイメージでした。
「農協の闇」は、JAの内部事情に詳しい著者が、JAにおけるさまざまな問題点やその背景を詳しく解説している書籍です。この本を読むことで、今までのイメージと違ったJAの姿が垣間見えます。
要約
- 本書では、JAが抱える問題の一つとして、役員や職員の地位保全や自己利益追求が挙げられている。また、JA内での権力闘争や情報の不透明性、地域社会との関係性の弱さなども問題点として指摘されている。
- 本書では、JAの改革に向けた提言も行われている。具体的には、地域住民や農業者の声を反映した組織づくりや、透明性のある情報公開、さらには利益を還元する仕組みの構築などが提案されている。
- 本書は、JAを支える農業者や地域社会にとって、必読の書籍であるといえる。JAに関心がある人や、地域社会の発展に関心がある人にもおすすめです。
- また、現代社会において、組織改革や透明性の確保が求められる状況下で、本書が示す問題提起や解決策は、幅広い読者層にとって興味深い内容となっている。
あくまで個人の印象ですが、旧態依然とした、陰湿で、○○で、〇〇〇な組織だなと思ってしまいました。
・・・ちょっと過激なので伏字にさせてもらいますよ。
そんな組織が大きな利益を上げているのは、情弱な人からの搾取かと思うと、知識って大切だなと思います。
保険のところの話でしょうか。私もそれは同感です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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