緩和ケア医ががんになって
本書は、緩和ケア医である大橋洋平氏が、自身のがん体験を綴ったエッセイです。2017年にGIST(ジスト)という稀ながんと診断された大橋氏は、患者として医療と向き合う中で、様々な葛藤や苦悩を経験します。本書では、医師としての知識と患者としての経験を交えながら、がんと生きる意味や、医療のあり方について深く考察しています。
マヒマヒさん、私も読みました。日頃がんと向き合っていた医師が、がんになってしまうという、皮肉な・・・・。
日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになるといわれているので、実は稀ではないのかもしれないですね。
患者になって初めて体験する食事や抗がん剤の副作用など赤裸々に語られているのが印象的です。
食事を、まずいからって捨ててしまう描写なって、医師としてはなかなか書けないですよね。
2023/12月現在ご健在で、精力的に執筆活動や講演活動を続けているようです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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