居場所を探す「犯罪者」と「被害者」
『流浪の月』は、10歳の少女・更紗と、彼女を誘拐したとされる青年・亮太の15年間にわたる関係を描いた物語です。世間からは「犯罪者」と「被害者」というレッテルを貼られながらも、互いに惹かれ合い、支え合い続ける二人。社会の偏見や周囲の目と戦いながら、自分たちの居場所を探していく姿が、繊細かつ丁寧に描かれています。
本書は、2020年の本屋大賞を受賞し、2022年には李相日監督、広瀬すずと松坂桃李の主演により映画化され、大きな話題となりました。
マヒマヒさん、私も読みました。マヒマヒさんの前投稿と同じく、かなりキツイ話が続きますが、最後の二人の関係で全部救われました。
前半はキツイですよね。SNSやマスコミは悪者の定番ですが、会社の上司や警察も、善意なんでしょうが、やっぱりキツイ。
僕も読んだよ。二人が単に「恋愛ヤッホー」じゃないところが深い。
「恋愛ヤッホー」って、最近そのワード好きですよね・・・・。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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