-6輪2足でどこまでもー 管理人 甲斐駒仙丈 
横室の大カヤ
横室の大カヤ

横室の大カヤ

代表_横室の大カヤ

【名称】横室の大カヤ(よこむろのおおかや)

【所在地】群馬県、前橋市

【おすすめ度】★★☆ おすすめします

【周囲の環境】★★☆ 良い立地です

【アクセス難易度】★★☆ 普通

ギャラリー

幹_横室の大カヤ

市街地から少し離れた、水田と宅地が入り混じった土地に立っている。

日本三大カヤにふさわしい力強い幹が印象的。

幹2_横室の大カヤ
木陰_横室の大カヤ

この木なんの木?

 本樹は、地元の旧家である金澤氏の祖先が寛延二年(1749)邸外に諏訪神社を奉祀してから神木として尊重・保護し、現在に至っているものである。

(中訳)

 樹齢は千年以上と推定される。

(中訳)

 昭和八年(1933)国天然記念物に指定

案内標識より

  江戸時代中期から神の木として存在していたと思うと、感慨深いですね。今では近くに神社の面影はないですが、目を閉じるとその情景が思い浮かびます。ちょっとした時間旅行ですね。ちょっと浸りすぎでしょうか。

 かつては秋になると四石(約720リットル)もの実をつけて人々の生活を支えたといわれている。

案内標識より

 カヤの実を食べたことがないですが、一度食べてみたいですね。

 カヤは本州・朝鮮半島などの比較的暖かい地域に生育し、高齢巨樹になる特性がある。本樹は日本三大カヤの一つに数えられ、日本有数の巨樹である。

案内標識より

 この木が日本三大カヤだということは、この時初めて知りました。ほかの二本はどこに? という疑問がわきます。

 カヤは私が好きな樹種の一つで、特にお気に入りは『建屋のヒダリマキガヤ』です。本サイトでも紹介していますので、近くにお寄りの際はぜひ会いに行ってください。

 カヤ(榧、学名: Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹である。材は最高級の碁盤、種子は食用油などの原料に利用される。

 常緑針葉樹の高木。雌雄異株で、幹は直立し樹高は20メートル(m) 、周囲は3 mほどに、樹冠は幅の広い円錐形になる。成長は極めて遅いが寿命は長い。耐陰性が強く樹林内部であまり日の当たらないところでも育つことができる。

wikipediaより

コラム:日本三大カヤ

 案内標識によると、本樹は日本三大カヤのひとつとのこと。ではその他の二本はどこにあるのでしょうか。調べてみると、一本は同じ関東。もう一本は静岡県にあるようです。

与野の大カヤ

北浜の大カヤ

 2023/2月現在、両巨木とも本サイトで紹介できていません。管理人はまだ会えていないのです。いずれ会いに行きたいと思っているので、その時には詳しく紹介したいと思っています。

アクセス

 公共交通機関から離れているため、アクセスは車が便利です。最後の用水路沿いの道が狭いですが、特に危険なところはありません。目の前に数台とまれる駐車スペースがあります。

 バスを使う場合は、JR前橋駅から22A前橋渋川線に乗り法華沢バス停で降りて、500mほど歩くことになります。

 

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