ギャラリー
市街地から少し離れた、水田と宅地が入り混じった土地に立っている。
日本三大カヤにふさわしい力強い幹が印象的。
この木なんの木?
本樹は、地元の旧家である金澤氏の祖先が寛延二年(1749)邸外に諏訪神社を奉祀してから神木として尊重・保護し、現在に至っているものである。
(中訳)
樹齢は千年以上と推定される。
(中訳)
昭和八年(1933)国天然記念物に指定
案内標識より
江戸時代中期から神の木として存在していたと思うと、感慨深いですね。今では近くに神社の面影はないですが、目を閉じるとその情景が思い浮かびます。ちょっとした時間旅行ですね。ちょっと浸りすぎでしょうか。
かつては秋になると四石(約720リットル)もの実をつけて人々の生活を支えたといわれている。
案内標識より
カヤの実を食べたことがないですが、一度食べてみたいですね。
カヤは本州・朝鮮半島などの比較的暖かい地域に生育し、高齢巨樹になる特性がある。本樹は日本三大カヤの一つに数えられ、日本有数の巨樹である。
案内標識より
この木が日本三大カヤだということは、この時初めて知りました。ほかの二本はどこに? という疑問がわきます。
カヤは私が好きな樹種の一つで、特にお気に入りは『建屋のヒダリマキガヤ』です。本サイトでも紹介していますので、近くにお寄りの際はぜひ会いに行ってください。
カヤ(榧、学名: Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹である。材は最高級の碁盤、種子は食用油などの原料に利用される。
常緑針葉樹の高木。雌雄異株で、幹は直立し樹高は20メートル(m) 、周囲は3 mほどに、樹冠は幅の広い円錐形になる。成長は極めて遅いが寿命は長い。耐陰性が強く樹林内部であまり日の当たらないところでも育つことができる。
wikipediaより
コラム:日本三大カヤ
案内標識によると、本樹は日本三大カヤのひとつとのこと。ではその他の二本はどこにあるのでしょうか。調べてみると、一本は同じ関東。もう一本は静岡県にあるようです。
2023/2月現在、両巨木とも本サイトで紹介できていません。管理人はまだ会えていないのです。いずれ会いに行きたいと思っているので、その時には詳しく紹介したいと思っています。