【作者】香月美夜
【発行日】2015年:Ⅰ 2016年:Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ
【おすすめ度】★★☆ 面白かった。おすすめします。
【キーワード】異世界ファンタジー/グーテンベルグ/ものづくり
【NDC】913.6 日本文学 小説.物語 近代:明治以後
新たな舞台へ
『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部 神殿の巫女見習い』は、香月美夜氏による続編として展開される物語であり、前作の魅力を更に深めた作品です。
物語は、前作で司書を目指し成長を遂げた主人公・マインが、新たな舞台で冒険を繰り広げるところからスタートします。彼女は神殿の巫女見習いとして、さらに多くの人と関わりながら、自身の野望(?)を追求していきます。
巫女見習いとしての新たな環境に馴染みながら、マインは神殿での神官や孤児たちとのかかわりを通じて成長していきます。同時に、彼女は司書としての知識や情熱を存分に活かし、神殿内での本の管理や資料整理にも力を注ぎます。
またいよいよ「魔力」や「魔物討伐」といったファンタジー要素も登場してきます。
そういえば本作はアニメ化もされていますよね。
忘れていました。私もアニメ作品を見てから、本作を読むようになりました。関係性を書いていきますね。
アニメ化
アニメ 第一期(1~14話) :小説 第一部「兵士の娘」
アニメ 第二期(15~26話):小説 第二部「神殿の見込み習い」 神官長と現代の記憶をさかのぼるまで
アニメ 第三期(27~36話):小説 第二部「神殿の見込み習い」 最後まで
アニメと小説で違いがありますが?
おおむね原作を忠実に再現していると思います。ただやっぱり尺の関係でしょうか。人間描写があっさりとしすぎています。私は小説の方が好きですね。
でもアニメもたのしみにしていて、原作はすでに完結しているのですが、アニメと並行して読むようにしています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
にほんブログ村に参加しています。バナーをクリックしていただけると励みになります。