20年後の自分から届いた手紙
『未来』は、20年後の自分から届いた手紙によって、人生の岐路に立たされた少女たちの物語です。
主人公の章子は、いじめや家庭問題を抱え、生きる希望を失っていました。そんな彼女のもとに、20年後の自分から手紙が届きます。手紙には、章子がこれから歩む人生の選択と、その結果が詳細に記されていました。章子は、手紙の内容に驚き、戸惑いながらも、未来を変えるために決意します。しかし、未来を変えることは簡単ではなく、章子は様々な困難に直面します。
『未来』は、湊かなえらしい巧みな構成と心理描写が光る作品です。読者は、章子と共に未来を変えていく過程をハラハラドキドキしながら見守ることになります。また、本書は、いじめや貧困といった社会問題にも触れており、読者に考えさせられる内容となっています。
マヒマヒさん、私も読みましたが、なんですかこれは。ちょっと悲惨すぎます。
最初は手紙風日記のかわいらしい内容かと思ったのに、内容がハードすぎます。
読んでいて気がめいったよ。この子たちが、このあと救われるのか?それだけを頼りに読み進めたよ。
「20年後の自分から届いた手紙」とかSFチックですが、ちゃんと回答もあり、その他の謎も最後に解き明かされて、サスペンスとしても読めます。
でも読者の関心は、彼女たちは最後に救われるのか?ですよね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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