奇人系主人公の日常
『成瀬は天下に取りにいく』は、滋賀県大津市を舞台に、中学2年生の夏から高校3年生までの間の出来事を描いた連作短編集です。
主人公の成瀬は、少し変わった女の子で、いつもユニークなことを考え、行動しています。「西武大津店に毎日通い、ローカル番組に映りたい」という突飛な目標を立てたり、「二百歳まで生きる」と宣言したり、成瀬の行動はどこか滑稽で、でもどこか魅力的です。
マヒマヒさん、私も読みました。奇人系主人公の日常というか、かなりぶっ飛んだ話ですね。その主人公を多視点で観察できるところが面白い、と感じました。
実際にはこんな娘いないですけどね・・・・。
関西に住んでいたので、ちょっと懐かしい感じがしました。ご当地作品としてもいいかも。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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