【作者】中村淳彦
【発行日】2015年
【おすすめ度】★★☆ 面白かった。おすすめします。
【キーワード】貧困/風俗嬢/奨学金/AV/男娼
【NDC】673.94 商業経営.商店 遊技場:パチンコ店,ゲーム センター,カラオケボックス,レンタルビデオショップ
日本の若者たちが抱える経済的な厳しさや働き方の現実
『女子大生風俗嬢 若者貧困大国・日本のリアル』は、若者の貧困や働き方に焦点を当て、特に女子大生が風俗嬢として働く実態にスポットを当てたリポートです。
著者は、日本の若者たちが抱える経済的な厳しさや働き方の現実を、フィールドリサーチと取材を通じて浮き彫りにします。特に女子大生が風俗嬢として働く事例に焦点を当て、それが若者貧困の一環としてどのような背景や理由があるのかを明らかにしています。
著者は、シビアな社会問題に光を当てながらも、冷静で客観的な筆致で事実を伝えることに努めています。彼の取材力やリサーチの深さが、読者に一般的には知り得ない社会の裏側を垣間見させます。
マヒマヒさんは、こういった貧困をテーマにして本を読みますよね。
著者の中村淳彦氏はこのテーマがライフワークのようで、私も著者の取材姿勢が好きで、よく読んでいます。
本書はちょっと古く、コロナの前になりますが、コロナ後の取材レポートも新刊で出ていますので、読んでみたいと思っています。
奨学金、ダメ、絶対。
ちょっと言いすぎですけど、高校生(≒無職)がする借金にしては、額が大きいですよね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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