【作者】白取春彦
【発行日】2004年（完全版は2018年）
【おすすめ度】★★☆ 面白かった。おすすめします。
【キーワード】仏教/日本仏教
【NDC】180 仏教
仏教に関する入門書
『仏教「超」入門』は、白取春彦氏によって執筆された仏教に関する入門書であり、仏教の基本的な教えや概念をわかりやすく解説している。
本書は、仏教の歴史や起源から始まり、仏教の根本的な考え方である「四諦（しとう）」や「八正道（はっしょうどう）」などの教えを詳しく解説しています。また、仏教の宗派や実践方法についても触れており、読者にとって理解しやすい形で仏教の世界を紹介しています。
日本の仏教は、初期仏教から大きく離れているという立場ですね。決してけなしているわけではなく、日本の仏教を客観的に分析している。そこがこの本の良いところだと思いました。
釈迦のシンプルな教えが、時が経るにつれて、ヒンズー教や中国思想の影響を受けつつ、日本に伝わった。その際にかわってい
白取春彦氏は、分かりやすい語り口と具体的な事例を用いて、仏教の教えを身近に感じさせる工夫をしていまる。彼の独自の解釈や考え方も取り入れつつ、読者に対して宗教的な偏りを排除し、客観的かつ包括的な内容を提供している。白取春彦氏の明快な解説と興味深い視点によって、仏教の魅力に触れることができるであろう。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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