ギャラリー
この木なんの木?
樹高 約十五M、根回り 一四.三M 目通り(目の高さ)八.三四M
主幹は約三十度ほどかたむいているが、地上約四Mで枝を四方へ出す。枝張りは東西二十二.三M、南北十五.三Mで東南の枝が最も長い。
案内標識より
幹が力強い。うねるような皺が、枝ぶりとあいまって、まるで炎のようです。
主幹の東側に高さ一.四Mの空洞があり、内に天保三年(一七八三)の地蔵菩薩が安置され昔から信仰されている。
(中訳)
柏村の村名もこの木に由来する。
(中訳)
特別基金を設け、この保存育成に努めてきた。
案内標識より
外側にも比較的新しい灯籠が立ててあり、今なお地域のシンボルとなっているのでしょう。そのことは、村名がこの木のに由来していることからもわかる。
『藤原のイブキビャクシン』
伊予三島市富郷町藤原にも県指定のイブキの大樹(目通り九.二)がある。
案内標識より
なんとも意味深な文言である。
後日、調べてみると『藤原のイブキビャクシン』という巨木のことをいっているようです。これもまた大きなビャクシンのようなので、機会があったら会いに行こうと思います。
実は当日、別のビャクシンに会いに行っています。いずれこのサイトで紹介したいと思います。四国はビャクシン王国ですね。
コラム:『イブキ』と『シンパク』と『ビャクシン』と
「まるで『ビャクシン』みたいだな。」
私がこの巨木に出会った時の感想でした。スギなどと違って、皺が深くうねっている特徴的な幹は、私が好きなタイプでした。で、私が認識していたこのような特徴を持つ樹種名は『ビャクシン』。案内標識には『イブキ』もしくは『大柏(大きなハク≒シンパク)』となっていたので、別の樹種と勘違いしたうえでの上記の感想でした。
「いや、『ビャクシン』なんだけど。」
というツッコミがはいりそうですね。
イブキ(伊吹、学名:Juniperus chinensis)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑高木。 別名ビャクシン(柏槇)、イブキビャクシン(伊吹柏槇)、シンパク(槇柏、真柏)。多くの変種、品種がある。
wikipediaより