【作者】加藤直人
【発行日】2022年
【おすすめ度】★☆☆ 面白かった。
【キーワード】VR/スノークラッシュ/自己組織化/NFT/オープンメタバース
【NDC10版】007.1 情報理論
メタバースの歴史、現状、そして未来
加藤直人著の「メタバース さよならアトムの時代」は、メタバースについて、その歴史、現状、未来を解説した本である。
メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことで、現実世界と同じように、人々が交流したり、ゲームをしたり、仕事したりすることができる空間である。(加藤氏はvirtualを仮想と訳したことに違和感があるようです)
本書では、メタバースの歴史や、その背後にある思想、そして、メタバースが私たちの生活にどのような影響を与えるのかについて、わかりやすく解説されている。また、メタバースに関する最新のニュースや、メタバース関連の企業やサービスについても紹介されている。
はやりのメタバースの本ですね。メタバースの過去、現在、未来・・・・。欲張ってますね。
世の中に出ている数多くのメタバース関連本を全部読んだわけではないですが、この本は、メタバースの成り立ちや定義の話から、最新のニュースや関連企業などのトピックまで一通り網羅していると感じましたね。
あとメタバースの重要な要素として、自己組織化(≒何らかの意図が介在しない集合。例えばゲームの運営が意図した企画はメタバースではない)と体験を上げてますね。
体験ですか・・・・。私VRゴーグルに酔うんですよね。
加藤氏も意味のないVR化(VR会議)など、は否定してましたよ。なんでもVRにすれば良いわけではなので、そこは安心してください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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