新たな人類が誕生
『ネオサピエンス 回避型人類の登場』は、現代の情報化社会が、人間の脳神経に与えた影響に焦点を当ててる。その結果、従来の「共感型人類」とは異なる「回避型人類」と呼ばれる新たな人類が誕生しつつあるという。
回避型人類の特徴は、単独生活を好み、セックスや子育てに関心を示さない、集団への嫌悪感や恐怖心を持つ、ルールや統制を重視する、依存症や刺激中毒に陥りやすい、死を悲しまないなど、共感型人類とは大きく異なると著者は考えている。回避型人類が共感型人類を上回るとき、社会はどう変わるのかを、進化論と臨床経験に基づいて考察する。
ムアムアさん、私も読みました。前半は人類の進化の過程を、『サピエンス全史』のように考察し、後半、著者の臨床経験に基づいた考察をしていましたね。
新たな人類というのは大げさだとは思う。人に共感するのは確かに重要だけど、単独を好む性格も、今に始まったことではないと思う。
この本嫌いだったの?
自分と違った考えに接するのも、読書の良いところだよ。
僕も読んでいて、著者は「回避型人類」に悪意を持っているのかな、とも感じましたね。あくまで感想ですが。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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