生命とは何か、個体とは何か
『なぜ私たちは存在するのか ウイルスがつなぐ生物の世界』は京都大学ウイルス再生医科学研究所准教授であり、本書はウイルス学者の視点から生命の起源や進化について考察したものである。
本書は、ウイルス学の最新知見に基づいて書かれており、ウイルスに対する従来の認識を覆すような内容となっている。ウイルスは単なる「敵」ではなく、生物の進化に重要な役割を果たしてきた、と著者考えている。それは、生命とは何か、個体とは何かといった生物学の根本的な問いについて考えさせてくれる。
ムアムアさん、前投稿に続き京大の宮沢教授の本ですね。前投稿『京大 おどろきのウイルス学講義』とどこが違うのですか?
ウイルスが、生物の根本的な疑問「進化とは」「個体とは」について関わっていることを、より明確に書かれている。
だから前著を読んでから、この本を読むとより、生命の不思議を感じることができる。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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